2015年2月より日本に帰国しています。
旅の間にお世話になった友人たちに日本を案内したり。
日本にいながらも相変わらず旅心地な日々を過ごしています。
旅日記はまだ続いていますので、たまに覗きにきてください(^_^)

2014年11月24日

昔ユーゴスラビアだった国々の光と陰

Macedoniaマケドニアの首都Skopjeスコピエ。
以前、マケドニアは元々ユーゴスラビアという国の一部だった。
そして現在、ユーゴスラビアという国は存在しない。

オレは学校で社会科の教員をしてることもあって
地図帳を見る機会が比較的多いんだけど、
現在の地図帳と昔オレが見ていた地図帳は随分と異なる。

例えば昔の地図ではロシアがなくてソ連だし、
スーダンは一つの国だった。

ユーゴスラビアも同様だ。

気がつけば幾つかの国がなくなり、
名前を変えたり、分離独立したりしていった。
こういう変化が時々起こるのが世界ってやつだ。

新しい何かが生まれたり
くっついたり離れたり。
いろんな変化の繰り返し。


まるで人生だね。


そして、当然ながら、
そこで暮らす人々の生活も変化する。
IMGP1732.JPG
ちなみにこの男性は、
オレたちがСтара Чаршијаスタラ・チャルシャという
スコピエにあるバザール(市場)出会った人で、
一緒にコーヒーを飲みながら話をした。

彼はアルバニア人。
マケドニアへは出稼ぎをしに来ているらしい。
彼の故郷アルバニアではあまり仕事がなく、
たとえ仕事に就けても稼ぎが低いんだそうな…


マケドニアってそんなに給料いいの?

う〜ん、マケドニアはアルバニアの2倍くらいかな。
だけどもっと稼げるとこが近くにあるぜ。

そんなとこあるの?どこ?

コソボだよ。
あそこはアメリカがバックについてるからさ、
この辺の国の中で一番景気がいいんだ。
でも俺はあそこの雰囲気が好きじゃないから、
コソボには行きたくないんだ。

なるほどね。
そういや確かに、
あそこだけは周辺の他の国じゃ滅多に見かけない
ベントレーみたいな高級車が結構走ってたっけな。

君らもコソボに行ったならわかるだろ?
あそこの空気って何かが違うんだ。
それと比べて、ここの雰囲気いいだろ?
民族とかごちゃまぜだけどみんな仲良くてさ。

彼と話しながら、
オレはコソボの首都プリシュティーナで感じた
違和感のことを思い出した。

世界には多種多様な国及び民族が存在する。

通常、それぞれの国や民族は各自の文化や宗教を持っていて、
かつ各々の歴史を歩んできてる。
それ故、国同士や民族同士の関係において、
異なる価値観があるのは当然だ。

こういう事が原因で、
国や民族同士の争いや揉め事が起こってしまうことがある。
それはよ〜〜〜くわかる。

しかし、旧ユーゴスラビアの国々を旅してきて、
強く思ったことがある。

旧ユーゴスラビアは現在、セルビア、クロアチア、
マケドニア、モンテネグロ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、
スロベニア、コソボという国々に分離独立している。

これらの国々の中では、
異なる民族が一つの場所で仲良くやっていた過去があったり
今でも問題なく良い関係を築いている場所が存在する。

しかしその反面、民族と民族の間に
大きな亀裂ができてしまっている国もある。

そういうのを見たり聞いたりすると、
非常にもったいないとオレは思う。
昔は仲良く共存できてたわけだからね。

国や民族、宗教、文化が違っても、人は人。
人同士の関係において、
揉めるにしても仲良くするにしても、
どうなるかは結局その人の行動次第。


これもある意味では人生の縮図だ。


不思議だね。
旅はいろんなことを教えてくれる。
マケドニアは今回のバルカン半島の旅で辿り着いた最後の国。
ここでもオレたちは色んなことを学んだ気がする。


バルカン半島最大のトルコ人街である
Стара Чаршијаスタラ・チャルシャ。
IMGP0635.JPG
Macedoniaマケドニアの首都Skopjeスコピエに行ったら、
是非覗いてみてほしいな。


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国家や民族の壁を越える心と心の関わり

今日もMacedoniaマケドニアの首都Skopjeスコピエにある
Стара Чаршијаスタラ・チャルシャというバザール(市場)をブラブラ。

このバザールの中にはレストランやお菓子屋等、
様々なお店があって何しろとっても広い。
なので今日は生鮮食品が並んでるエリアに行ってみた。
IMGP0631.JPG
以前、このバザールはオスマントルコの時代に
栄えた場所って書いたけど、なんとここの広さは
イスタンブールの巨大なバザールに次ぐ大きさらしい。w(゚0 ゚)w
IMGP0629.JPG
市場は普通の人の暮らしが見れて楽しい。
IMGP0622.JPG
野菜も果物もおいしそうだな〜ヾ(=^▽^=)ノ

そんな感じで市場の中を歩いていると、
お店や通りすがりの人が声をかけられる。

そしてよく、
一緒に写真撮ろうぜ!って言われる。
IMGP0623.JPG
日本人が珍しいからかな?

そして写真を一緒に撮ると、大抵お茶に誘われる。
「もし良かったうちの店でチャイ飲んでってくれよ!」
「その辺に馴染みの店があるから、そこでお茶をごちそうするぜ!」

こんなセリフだけ聞くと、
ボッタクリ?って思っちゃうかもしれないけど、
ほとんどの場合ただ単にオレたち話がしてみたいだけ。
好奇心ってやつだね。

あと、仲間に「俺には日本人の知り合いがいるぜ!」的な
自慢をしたいとかね。
オレたちゃ有名な芸能人でもスポーツ選手でもないんだが。(笑)

もちろん、場所とか地域によっては
ボッタクリを目的に声をかけてくる輩がウジャウジャいる。
オレたちもそういう連中に遭遇してる。

だからこそ、声をかけてくる人たちが何を考えてるのか
なんとな〜くわかるようになった。
相手の目とかそぶり、話し方、etcでわかるんだよね。

市場の中の喫茶店(?)でチャイタイム。
IMGP1738.JPG
トルコ式のお茶(チャイ)を入れてもらう。

お茶のお返しに折り鶴をプレゼント。
IMGP1740.JPG
彼は「何でこんな小さいのが作れるんだ〜!?」と大喜び。

冗談で、オレたちは日本人だからね!
日本はSONYとかHONDAの国だよ!な〜んて話をすると、
「Oh!さすがジャパニーズテクノロジー!!」みたいなことになる。
皆さん、折り鶴に限らず、何か折り紙ができるといいですよ〜!

そしてここでも記念撮影。(笑)
IMGP0628.JPG
彼ら曰く、
この国に来るのは大抵ヨーロッパの人で日本人は少なく、
そしてかつ日本人はほとんどグループだからオレたちみたいに
2人でチョロチョロして地元の人と喋ってるのは相当珍しいらしい。

世界の人と話してみたいから、
世界のことを知りたいから、オレたちは旅に出た。
地元の人と関わらないと、その国や地域の本当の姿は見えてこない。
だからオレたちにとって地元の人と関わるってのは普通のこと。

そういえば、
一緒にチャイを飲んだ彼らから非常に興味深い話を聞いた。

マケドニアにはいろんな民族の人が住んでるらしい。
青い服の彼はスラブ系、もう一人の方はトルコ系。
そして彼らは言った。

ここには多くの民族や宗教が混在してるけど、
みんな仲良くやってるんだよ。
俺もこいつも、宗教とかが違うけど友だちだ。
市場にくる人、働く人、みんなが友だち。
みんな金ないけど、俺たちは仲がいいから幸せだ。ガハハハハ!
周りにはコソボみたいに争いごととか問題があるとこもあるからね。
そこに比べたらよっぽどこっちの方がいいよ

なるほど…
彼らの言葉は深い。
こういう話はなかなか聞けない。
ありがとう!

店を出て数分後、
「トルココーヒー飲まない?」と、また声をかけられた。(笑)

もちろん!( ̄ー+ ̄)



...ということで、次回に続く!


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