2015年2月より日本に帰国しています。
旅の間にお世話になった友人たちに日本を案内したり。
日本にいながらも相変わらず旅心地な日々を過ごしています。
旅日記はまだ続いていますので、たまに覗きにきてください(^_^)

2013年11月30日

もうちょっとでシリア!トルコ辺境の町マルディン

トルコとシリアの国境近くにある町Mardinマルディン。💡
ここは以前フェティエで仲良くなったシャバンさん&シェイマさん達や
カイセリで出会った日本人のNさんおすすめの場所で、
今いるディヤルバクルから南東に約100km離れたところにある。

「素敵な場所」という評価があるものの、シリアとの国境に近いためか
「危険な場所」という意見があるのでちょっと迷った。
でもマルディンに最近行ったNさんの話を聞く限り大丈夫そうだし、
興味もあるから行ってみることにした。

ディヤルバクルからマルディンへはİlçe Otogarıイルチェ・オトガルという
ドルムシュ(ミニバス)専用のオトガルから出発するドルムシュに乗って行く。
料金は10TL(約500円)だ。

ドルムシュに乗って約1時間半、マルディンの新市街に到着。
丘の上にあるマルディンの旧市街までは市バスに乗り換えて移動した。

Cumhuriyet Meydanıジュムフリエット広場で降りれば、
そこはマルディン旧市街の中心だ。
丘のてっぺんにあるのはマルディン城。🎵
IMGP6324.JPG
階段を登るとだんだん城に近づいていく。
IMGP6331.JPG
しかし城はトルコ軍の施設なため、中には入れない。外から眺めるだけ。
城のすぐ下にあるドーム屋根の建物はメドレセ(イスラム教の神学校)。
こっちは少し中を覗ける。

これは古いキリスト教(シリア正教)の教会。
IMGP6344.JPG
1400年以上前に建てられた教会で、今でも使われてるという情報だったが
オレたちが行った時には中に入れなかった。

旧市街の中は階段と坂道だらけ。
IMGP6297.JPG
しかも狭い路地ばかりだから車が入って行けないとこばかり。
だから荷物の運搬にはロバが大活躍。
IMGP6346.JPG
何度もロバに荷物を積んでる人達とロバのウンチに遭遇したよ。

それにしても今日は天気がめちゃくちゃ良い!
IMGP6354.JPG
空が青くてどこを撮っても絵葉書みたいな写真になる。

マルディンの旧市街から南側を見渡すと、
ず〜〜〜〜〜っと平野が続いてる。
IMGP6277.JPG
この先は隣国シリアだ。

だからこの町にはトルコ人やクルド人もいるけど、アラブ人が多いんだそうな。
IMGP6349.JPG
昼飯を食べるために入った食堂のおじさんが、
マルディンは様々な民族いろんな宗教が混在してるけど全然問題なしだ!って
何度も何度も言ってたのが良かったね。

でもここからほんのちょっと南のシリアは、現在相当良くない状態だ。
シリアは行ってみたい国だけど、情勢が不安定すぎて今は無理。
国境はすぐそこなのに...

うまく言葉にできないが、何しろとても残念だ。
早く平和な世の中になってほしいと思う。
オレたちがシリアに行けないことはともかく、
そこで暮らす人々のために早く安全な状態になってほしい。
心の底から、シリアそして世界の平和を祈った。

夕方、マルディンから再びドルムシュに乗りディヤルバクルへ戻った。
IMGP6359.JPG
往復ともにMardin Express社のドルムシュ。
15〜20分に1本ペースで出発するからとても便利。
IMGP6347.JPG
ドルムシュってちょっと大きめのワゴン車を使うから定員は本来14人くらい。
でもそれ以上乗せることがよくあって、
そういう時にはただの木の箱に座布団をつけた簡易座席に座らされる。
当然乗り心地は悪い。😵

マルディンからの帰り道は
そんな最悪な簡易シート(しかも後ろ向き)に座ることになってしまった。
不自然な姿勢で一時間、マジでしんどかったね。
行きより帰りの運ちゃんの方が車を飛ばしたおかげで
30分くらい時間が短縮したからまだ良かった(?)けど、
シートベルトも何もないこの簡易シートで事故られた日にゃ、
絶対助かんねぇだろ〜な。💧

ちなみにトルコのシートベルトの着用率、
バイクのヘルメット着用率はめっちゃ低く、多分一桁。
ここまでの国は今まで見たことないね。😞

前にもブログで書いたけど(狂気のドライブ)
トルコでバスやドルムシュに乗るのって
ある意味遊園地の絶叫マシーンに乗るより怖い。
IMGP6360.JPG
↑その結果、精神的体力的に疲れ果てた嫁。
やらせ等は一切ありません。

ドルムシュは激ヤバだった。⤵
マルディンはとても良かった。⤴
悪いこともあれば良いこともある。
今は良くないシリアの情勢も必ず良くなる時が来ると信じたい。👊

←クリックで応援お願いします!励みになります!!

人気ブログランキングへ にほんブログ村 夫婦世界一周
にほんブログ村 旅行ブログ トルコ旅行へ にほんブログ村 旅行ブログ 夫婦世界一周へ

「トリップアドバイザー」おすすめブログに選ばれました!
マラガ
旅行口コミ情報

食いしんぼう夫婦の世界みてある記
食いしんぼう夫婦の世界食べある記もみてね!
posted by なおのぶ at 22:22| Comment(0) | トルコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月29日

クルドの都と呼ばれる街で

ディヤルバクルの自慢はこの城壁。
IMGP6130.JPG
万里の長城に次ぐ世界二位の長さを誇る。
ということは、ひとつの町をすっぽり囲む城壁としては
実質世界一位といっていいだろう。

IMGP6355.JPG
地図上の矢印で示したのがダーカプと呼ばれる
旧市街のシンボル的な門。
ここにあるツーリストインフォに寄ったら
立派な日本語のガイドブックをいただいた。

ダーカプの上からディヤルバクルの旧市街を眺める。
IMGP6127.JPG
さ〜ってと、インフォで教えてもらった見どころを巡ろうか。
と歩きはじめてものの10分も立たないうちに
小学校の図書館勤務(司書?)という男性に声を掛けられた。

じつは、ここディヤルバクルはクルドの首都とも呼ばれる街。

クルドの文化を知りたくはないか?という彼。
もちろん!と答えると先頭きって街中を案内してくれた。

地図上の赤丸の部分が最初に城壁が築かれた旧・旧市街部分。
その城壁の上に登って唖然。
ほんの数百メートルしか離れていない
さっきのダーカプからの眺めと雰囲気がまったく違う。
さらにいうと、ダーカプから数百メートルには
近代的なおしゃれなマンションも建っている。。。
IMGP6148.JPG
旧・旧市街の一部は半ばゴミ捨て場と化している。
そしてその隣りで暮らす人々。
IMGP6144.JPG
旧市街(大きい城壁に囲われた部分)は?と見れば
放し飼いの羊の姿。
IMGP6149.JPG
城壁そのものを住居にしている人々も。
IMGP6152.JPG
違法だけれども貧しい人々はこうして住み着いてしまうんだそう。
ゆくゆくは城壁周辺はすべて整理される予定というが・・・
IMGP6153.JPG
城壁の外(↑写真右手)にはティグリス川が流れる大地。

迷路のような旧市街。
路地のど真ん中に突如、鮮血が溜まっていた。
傍らには鶏の足が数本。ここで裁いたのか・・・
目を上げると隣りには締められたばかりの鶏を乗せた台車。

まさに命を肌で感じるような
生き生きとした暮らしぶり、といいたいところだが
まるで廃墟のような家々も少なくない。

そんな景色に足を止めさせたくないがゆえなのか…
先導する彼が足早すぎて、私達は着いて歩くのがやっと。

辿り着いた先はデンベジ・ハウス。
IMGP6162.JPG
デンベジとは、クルドの口承文学とそれらの語り部、民俗詩人のこと。
クルドの伝統や歴史はデンベジによって代々語り継がれてきたという。

日本の民謡にも似た独特の節回しで、語りかけるように謳う。
IMGP6163.JPG
一人が謳い終わるとまた一人・・・誰ともなく謳いはじめる。

お次はクルド文化センターのような場所。
ここでは若い世代にクルドの伝統を引き継いでいるという。
IMGP6178.JPG
大きなタンバリンのような楽器はアルバーネというらしい。
和太鼓を思わせるような力強い音が出る。
たった六人の少女が奏でているとは思えない迫力だ。

さらに彼女たちの歌声に吸い込まれる。
腹の奥・・・というよりも
まるで大地の底から響くかのごとく深く
それでいて心が洗われるような透明感をもつ。
IMGP6167.JPG
身体全体でリズムを取りながら
楽しそうに気持ち良さそうに歌い奏でている。

こうしてクルドの熱い血は脈々と生き続けてきたのか…
そんな感動から一転。。。
IMGP6180.JPG
オレもオレも〜と飛び入り参加した誰かさん。
ひたすら練習の邪魔してただけ💦

気付けばもう日暮れ間近。
IMGP6188.JPG
ウル・ジャーミィと旧市街をささっと観光。
IMGP6227.JPG

IMGP6289.JPG
1600年代から続く名物カフェの前は工房通り。
IMGP6235.JPG
下町風情の界隈はやっぱりいいね♪

夕方から演奏会があるというので
大急ぎで食事を済ませ、再び文化センターへ。

サズがメインで、時折ギターや太鼓も交えつつ。
IMGP6312.JPG
お決まりの曲になるとクルドのダンスがはじまる。
IMGP6316.JPG
小指と小指をつないでフォークダンスのようなステップ。
この踊り、ウルファで逢ったアジズさんも踊ってたー!
IMGP6318.JPG
みんなで輪になって踊ると不思議な一体感が生まれる(^_^)

このあと、奏者の一人が私達の傍らへきて
片言の英語で懸命にクルドについて語ってくれた。
昼間の彼もまた、そうだった。

クルド人についてどう思う?
PKK(※)はテロリストだと思う?
投げかけられる質問に彼らの切望が聞こえる。

クルドのことを知ってほしい。
クルドへの偏見を払拭したい。

そんな彼らも、初対面のトルコ人とこうした会話をすることは
おそらくないだろう。
これは私達が第三国の人間だからこそなせることなのかもしれない。

だれもいない廃墟(遺跡)を見て歩くのが楽しいかい?
生きている人間と接するほうがより楽しいと思わないかい?
昼間の彼の言葉が響く。。。

※PKK(クルディスタン労働者党)
Wikipediaによると
現在アメリカやEU等によりテロ組織認定をされており
クルド民族のトルコからの独立を求めるとされている。
ただし、それはクルドの外の世界の認識。
なぜ彼らはその手段を選ぶのか、彼らにしかみえない世界もある…

←今日も応援ありがとう♪

人気ブログランキングへ にほんブログ村 夫婦世界一周
にほんブログ村 旅行ブログ トルコ旅行へ にほんブログ村 旅行ブログ 夫婦世界一周へ

「トリップアドバイザー」おすすめブログに選ばれました!
マラガ
旅行口コミ情報

食いしんぼう夫婦の世界みてある記
食いしんぼう夫婦の世界食べある記もみてね!
posted by けいこ at 22:22| Comment(0) | トルコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月28日

ディヤルバクルにやってきた

今日はŞanlıurfaシャンルウルファから
Diyarbakırディヤルバクルへの移動日。
いつもと同じくオトガルまで行かなきゃいけないのだけど、
この日はあいにくの雨模様。☔

そういやオレたちトルコに来て約2ヶ月経つけど、
ラッキーなことに雨が降ったのはほんの数日しかなかった。

この時期って雨が少ないのかな〜って思ってたら、
今トルコの北西部ではかなりの大雨らしく、
洪水みたいになってるニュースを見たりもした。
オレたちが今いるトルコ南東部は大丈夫だけど、
少し前に行ったとこが洪水になってるのを見るとちょっと焦るよね。💦

とりあえずこの日の雨は、
オレたちがオトガルに着いた頃には止んでたから助かった。
IMGP6216.JPG
今日の移動は約180kmで予定の所要時間は3時間。
今回利用したのはStar Diyarbakırスターディヤルバクル社のバス。
この会社のバスは初めて利用したんだけど、こいつがなかなか面白かった。

ふつうトルコの長距離バスの車内って
会社ごとのそれぞれのカラーというかデザインになってるから、
個性的なバスって基本的にはない。

ところが今回乗ったバスは運ちゃんの趣味なのか、
車内がガラタサライ(トルコの強豪サッカーチーム)のペナントで一杯だった。
IMGP6220.JPG
矢印が指してるのがガラタサライのペナント。この他にも幾つもあった。(笑)
まるで日本の長距離トラックのような個性的なドレスアップ。
外側はノーマルで、内側はガラタサライ一色。これにはウケたね。

でもこのバスでは、飲み物のサービスをする係が子どもだった。
多分どんなにいってても12〜14歳くらい。
IMGP6218.JPG
う〜ん...⤵

そして、バスはいつものように出発は遅れたものの、
二時間半もかからずにディヤルバクルのオトガルに到着した。
なんだかな〜💧
頼むから安全運転で行ってくれ。

トルコに予定という言葉はない。
きまりやルール等を守るという概念がない。
わかっちゃいるけど、疲れるね。😵

さらに、オトガルから街中に出るのが一苦労だった。
タクシー乗り場はあるけど、街中に向かうバスが見当たらない。

オトガル構内で荷物運びをしてる
兄ちゃん達に道を聞いて、どうにかバス停には辿り着いた。
オトガル内には案内の表示とかが一切ないし、
ツーリストインフォもないし、不親切極まりない。
でもそれがトルコなんだから仕方がない。

さらに、バス停らしき場所に着いても行き先が書いてないから
バスの運ちゃんに尋ねるしかない。
でも言葉が通じない。マジでヤバいね。

オレたちが乗ったバスは最初反対方向に向かうし、
新興住宅街なんだけどちょっと(結構?)荒れてる地域は通るし、
最終的には目的地に到着できたから良かったものの
一時はどうなるかと思ったね。

でもまぁ夕飯には美味いケバブにありつけたし、とりあえずOKかな。
IMGP6225.JPG
トルコはなってないことが多過ぎて、ガックリくることが少なくない。
でもそれを帳消しに出来るほど、食文化が素晴らしい。
特に、食材としては羊とナス、料理法としては炭焼きは絶品だ。
IMGP6222.JPG
しかも安くていっぱい食べれる。(これ大事!)
そしてその傾向は、田舎に行けば行くほど強くなってきた気がする。

本当にトルコ料理には救われてるね。
感謝感謝。( ̄ー+ ̄)

←クリックで応援お願いします!励みになります!!

人気ブログランキングへ にほんブログ村 夫婦世界一周
にほんブログ村 旅行ブログ トルコ旅行へ にほんブログ村 旅行ブログ 夫婦世界一周へ

「トリップアドバイザー」おすすめブログに選ばれました!
マラガ
旅行口コミ情報

食いしんぼう夫婦の世界みてある記
食いしんぼう夫婦の世界食べある記もみてね!
posted by なおのぶ at 22:22| Comment(0) | トルコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月27日

旧約聖書に名を残す町ハランのいま

今日はアジズさんの運転でウルファ郊外へ。
IMGP5917.JPG
クルド人のアジズさんが被っているスカーフ(プシ)は黒と白。
一見同じように見えるけど
赤と白のスカーフを被っているのはアラブの人なんだそう。

目指すはハラン(ハッラーン)。
旧約聖書にその名を残す歴史ある土地。
紀元前5千年頃にはすでに人々が住み、ヒッタイト、古代ローマ、
ビザンツ、イスラムと連綿と栄えたこの土地も
13世紀モンゴル帝国の襲来によりついに滅びることとなる。
IMGP5930.JPG
この遺跡がその残骸。
IMGP5973.JPG
こんなレリーフの入った石もゴロゴロと転がったまま。
IMGP5970.JPG
ここには世界最古といわれる大学もあったというが
形を成す遺跡はほんの僅か。
IMGP5974.JPG

レリーフの欠片を使った壁の跡。
IMGP5950.JPG
さらにその昔の時代の遺跡から石材を調達したと思われる。

この時期は発掘作業をしないのかわからないけど
このハラン遺跡も先日のギョペクリ・テペも発掘途中のままだ。
IMGP5995.JPG
遺跡のメインの部分は一応フェンスで囲われてるけど
外側にもまだまだた〜っぷり遺跡がありそうだし。
もうちょっと頑張って発掘作業してもいいと思うんだけどなぁ(・ ・?)

それにしても、周囲は見渡す限りの荒野。
こんなところに古代からの大都市が繁栄していたなんて
にわかにはイメージし難い。

この尖り屋根の家はハランの伝統的な家屋。
IMGP6006.JPG
屋根の内側はレンガで組まれている。
IMGP6007.JPG
ここはミニ博物館のような場所で
彼らの伝統的な生活を再現してみせてくれている。

この石臼でクスクスを作るんだって。
IMGP6012.JPG
餅つきみたいとはしゃぐ夫。
(このあとアジズさんに餅を説明するのに一苦労…^_^;)

たまたま居合わせた一人旅のイタリア人に
アルベロベッロみたいでしょ〜とアジズさん。

確かに尖り屋根が並ぶ風景は似てなくもないけれど
町の雰囲気があまりにも違い過ぎる・・・
IMGP6018.JPG
歩いていると子どもたちが「マネー、マネー」と寄ってくる。
中にはわざわざ家から飛び出してくるコも。
IMGP6020.JPG
お世辞にも散策していて楽しいという場所ではない。
ただ、この町のいまを見つめるのみ。
IMGP6033.JPG
それにしてもゴミの多さが目に付く。
かつての栄華いまいずこ・・・

ここハランはアラブ人が多く住む地域だそう。
アジズさんに尋ねると、同じイスラム教でも
アラブ人とクルド人では結婚観にも違いがあるという。

私達はあまりにもイスラム文化について知らなすぎる。
昨日今日とアジズさんと話していてつくづく思った。

ウルファに戻りアジズさんの宿で
愛妻ファリダさんの手料理をいただく。
IMGP6042.JPG
長年連れ添えば連れ添うほど愛情が深まることを知らない
欧米の若い人たちはすぐに別れてしまうけど
日本人は違うだろう?というアジズさんに返す言葉に困った。

それぞれの国、それぞれの宗教、そして人それぞれの価値観がある。
何があっても夫婦添い遂げることが良いとは一概には言えない。

でも、少年のように目を輝かせて
ファリダさんへの愛を熱く語るアジズさんを見ていると
私達もそんなふうに歳を重ねていけたらいいなと思う。

ここは預言者アブラハム生誕の地にあるモスク。
IMGP6051.JPG
アブラハムはユダヤ教・キリスト教・イスラム教を信じる
いわゆる聖典の民の始祖というけれど・・・
この三つの宗教の信じる神は同じなのに
なんでこうも違っちゃったんだろう?って思わずにはいられない。

ちなみに、アブラハム生誕の洞窟(男女別入口)では
大勢の女性たちが熱心に礼拝していたが
夫に聞くと男性の方はガラガラだったそうだ。

シャンルウルファ城を目指し丘を登ったはいいけど
どうやら入口を見落としたらしく、堀に沿ってぐるっと一周することに。
IMGP6066.JPG
このお堀の周囲がこれまたゴミが多い。
ときには鼻をつままずにはいられないほどだ。
お堀の反対側のアブラハム生誕地や聖なる魚の池がある公園は
キレイに整えられているというのに、この落差・・・
IMGP6072.JPG
ヒッタイトの時代から城塞らしいけど
ここもまだまだ発掘の余地たっぷりありそうだ。
IMGP6090.JPG
そういえば、ツーリストインフォでもらったガイドには
聖なる魚の池でも1万2千年前の石像が発見されたとあった。
トルコという国がその気になって遺跡発掘したら
考古学史がとんでもないことになりそうだ〜👀

←クリックで応援お願いします♪

人気ブログランキングへ にほんブログ村 夫婦世界一周
にほんブログ村 旅行ブログ トルコ旅行へ にほんブログ村 旅行ブログ 夫婦世界一周へ

「トリップアドバイザー」おすすめブログに選ばれました!
マラガ
旅行口コミ情報

食いしんぼう夫婦の世界みてある記
食いしんぼう夫婦の世界食べある記もみてね!
posted by けいこ at 22:22| Comment(0) | トルコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年11月26日

トルコでクルド人のおっちゃんと友達になった

今いるŞanlıurfaシャンルウルファの郊外には
Göbekli Tepeギョベクリ・テペという遺跡がある。
チャナッカレで知り合ったビルギン君がおススメのこのギョベクリ・テペは、
およそ12000年前(!)と推測される世界最古の宗教建築(神殿)が
発見された遺跡で、元社会科の教員としては是非行ってみたい場所だ。

しかしシャンルウルファからギョベクリ・テペまでは
公共の交通機関が全くない...😵
故に、ツアーに参加するかタクシーをチャーターする方法しか
行く手段がなくて、どうすっかな〜って迷ってた。

あ〜そうだ!
同じ宿に泊まってるトルコ人の兄ちゃんが英語が少し話せるし、
感じもいいから、彼にちょっと相談してみよう。
オレたちも彼もそんなに英語が得意じゃないけど、
まぁどうにかなるだろ。

彼に相談してみたら、どうにか話は伝わった。ε-(´▽`)
さらにはその兄ちゃんが宿の人に話をつけてくれ、
宿の人が運転する車でギョベクリ・テペまで行けることになった。
料金は80TL(約4000円)で距離や時間を考えれば妥当な値段だ。
これにはマジで助かった。超ラッキー!!

お昼過ぎ、ギョベクリ・テペに向けて出発した。
シャンルウルファの街を出てちょっと走ったら、
こんな荒野みたいな景色になっちゃった。
IMGP6062.JPG
あるのはゴロゴロ転がる岩とほんの少しのオリーブ畑だけ。

そしてついにギョベクリ・テペの遺跡に到着。
ここが約12000前の神殿跡。
IMGP6056.JPG
小さい石が積まれているのと
ストーンヘンジみたいな巨石が立っているのがわかるかな?

拡大!
IMGP6057.JPG
巨石はT字型をしている。
ちょっと欠けたり割れたりしてるからキレイなT字型じゃないけれど、
明らかに人間によって形が整えられているのははっきりとわかるよね。

この巨石、大きいものは3mぐらいは余裕であるように見える。
IMGP6044.JPG
近寄れないから正確な高さはわからないけど、相当デカいね!(^o^)/

巨石には動物等の彫刻が掘られているものもある。
IMGP6061.JPG
これは鳥の彫刻。

他にも色々あって、本当に素晴らしい遺跡だった。
このギョベクリ・テペの詳細は、もう一つのブログ(世界みてある記)に
書いてあるからそっちも見てね〜〜〜!

ギョベクリ・テペの遺跡を見た後、シャンルウルファに戻り街中を見て歩いた。
こっちはこっちで見どころが沢山あるから大変だ。
まず最初に行ったのは聖なる魚の池。
IMGP6069.JPG
池の中には沢山の聖なる魚(黒い鯉)がいる。
IMGP6077.JPG
池の中をよーく見たらハゼみたいな形の魚もいた。
伝説によると、ここで白い魚を見た者は天国に行けるらしい。

ちなみにここは預言者アブラハムが火あぶりの刑になった場所なんだって。
アブラハムが火刑になった時、神が火を水に変え、燃える薪を鯉に変えたという
言い伝えがこの池にはあり、多くの人がここを訪れていた。

でも、トルコ以外から来てると思われるような観光客はほとんど皆無。
みんながオレたちをジロジロ珍しそうに見てくる。
そんな中、いかにもイスラムっぽい雰囲気のおっちゃんが
ハロー!ワシを覚えてるかい?って声をかけてきた。

あ!このおっちゃん!!
昨日シャンルウルファのオトガル(バスターミナル)でオレたちに、
どこに行くんだ?ホテルの予約はしてるのか?って声をかけてきた人だ。

最初は、トルコ中どこにでもいる客引きかと思って半ば無視してたんだけど、
オトガルから街中に向かうバス停への道を教えてくれたりして、
割といい人だったんだよね。

こんなとこで会うなんて奇遇だな。
せっかくなんで立ち話をしていたら、
色々興味深い話が聞けて面白かった。
さらには、今夜晩飯を食いにこないか?と誘われた。
このおっちゃんはクルド人でクルドの飯を食わせてやるという。

それは面白そうだ!行く行く!!
どんなのが食べれるんだろ〜〜〜???

夜、おっちゃんの家に行った。
おっちゃんはアジズさんという名前で、
この辺のガイドをやっててゲストハウスも経営してるんだそうな。
彼は客が泊まったときにはクルドの食事を振る舞うのが好きなんだって。
オレたちここに泊まってるわけじゃないのにいいのかな〜って思ったけど、
おっちゃん自身がオレたちと話をしてみたいようだし、
両方にとって楽しけりゃそれでOKだよね。

これが出してもらったアジズさんの奥さん(ファリダさん)の手料理。
IMGP6088.JPG
メルジメッキチョルバとイチリキョフテ。

メルジメッキチョルバとは、レンズ豆のスープ。
IMGP5915.JPG
野菜の旨味がたっぷりで、羊ダシの素晴らしいコクと香り。( ̄ー+ ̄)
おっちゃん曰く、冬は毎日毎食このメルジメッキチョルバらしい。

イチリキョフテも激ウマだった。
IMGP6093.JPG
羊の挽き肉、野菜、スパイス、ヘーゼルナッツを混ぜ、
つぶつぶの麦の衣で揚げたメンチカツみたいな料理。
トルコ中で食べられてるけど、ここシャンルウルファの名物なんだって。

これはブドウの果汁に麦の粉を入れてを煮詰めて作ったお菓子。
IMGP6095.JPG
干し芋みたいな食感と素朴な甘さが印象的だった。
それにしても、全てがメチャウマでビックリだったね!
ごちそうさまでした〜〜〜!!!ヾ(=^▽^=)ノ

ところで話が変わるけど、
食事をしながらアジズさんからトルコにおけるクルド人の歴史や
クルド人の文化について教えてもらえたのがとても良かった。

その中でも特に、彼が言ってた幾つかの言葉はオレたちの強く心に残った。

ワシらクルド人は、テロリストじゃない。
そして、トルコから独立してクルド人の国を作りたいわけじゃないんだ。
クルド人はトルコと戦いたいなんて思ってないし、誰もが平和を望んでる。
ただクルドの文化や伝統を持ち続けたいんだ。後世に伝えたいんだ。
例えば、トルコの政府に止められてるクルド語を学校で教えるとかね…

トルコでは、たとえクルド人が多く住む地域でもトルコ語での教育が強制され、
クルド語の教育は行われていないんだそうな。
家庭ではクルド語なのに学校ではトルコ語...確かにビミョーだ。
アジズさんの訴えたい気持ちが痛いほどよくわかった。

クルドの人々がクルド語で学校教育が受けれるようになることは、
長い間奪われてきたクルド人のアイデンティティを
彼らが取り戻すための、大事なプロセスなんだろうな。

現在、EUへの加盟を目指しているトルコ。
だがそのためには乗り越えなければならない障壁が幾つもあり、
その中の一つがクルド人の問題だ。
それが故に現在のトルコ政府は、クルド人に対する政策を変えつつある。

しかしトルコの現状を見る限り、
トルコがEUに加盟できる日は当分来ないだろうとオレは思う。
ただそれでも、トルコという国が
良い方向に少しずつ変化していくことは期待できる。

いつの日か、トルコが民族や宗教を越えて
誰もが笑って暮らせる国になることを願う。
IMGP6097.JPG
そして、アジズさんファリダさんありがとう!😃
سوپاس Spas!

←クリックで応援お願いします!励みになります!!

人気ブログランキングへ にほんブログ村 夫婦世界一周
にほんブログ村 旅行ブログ トルコ旅行へ にほんブログ村 旅行ブログ 夫婦世界一周へ

「トリップアドバイザー」おすすめブログに選ばれました!
マラガ
旅行口コミ情報

食いしんぼう夫婦の世界みてある記
食いしんぼう夫婦の世界食べある記もみてね!
posted by なおのぶ at 22:22| Comment(0) | トルコ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする